「ピュア」でありたい 素直にまっすぐ生きる。そんな生き方を大切にしたい。 東京都港区三田で総合人財サービスを行う 株式会社メイン 代表取締役 山尾百合子の生き方・働き方

CONTENTS

1 ただ、人に「喜んでもらえる」ことが嬉しくて

2 人を「育てる・磨いて光らせる」

3 その人が「輝いて」活躍するために

4 「ピュア」でありたい

5 私の人生に必要な「4つの言葉」

6 そう思えば、そういった「行動をする」もの

7 日本の伝統文化を継承していくって「素敵」なこと

8 社員は「家族」です

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株式会社メイン 代表取締役 山尾百合子の生き方・働き方

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ただ、人に「喜んでもらえる」ことが嬉しくて

本気度合いの違いに、プロフェッショナルとアマチュアの違いを感じた。

対話する?

小さな頃、アニメソングの歌手をやっていたのです。

当時から仕事が好きなんですね(笑)。その頃はお金を稼ぐという意識はもちろんなくて、自己表現です。人前で何かをやって褒められるのがすごく好きでしたし、楽しかった。

子役として色々なコマーシャルにも出て、その後「新・青い三角定規」というユニットのオーディションに受かって、15~18歳くらいまで芸能活動をしていました。

その時、芸能コースのある学校へ転校したのですが、タレントや歌手の同級生たちを見ていると、「有名になる」「人を感動させる」という気持ちが生半可じゃないんですね。本気の度合いが違う。

私は、人に喜んでもらえることが嬉しくて、アルバイトのような軽い気持ちで芸能活動をしていましたから、カルチャーショックでした。この人たちはプロだなと。その時にプロとアマの違いを痛切に感じました。

私はここまで出来るだろうかと。違うなと思って高校卒業と同時にタレント業をやめました。

それから大学へ進学して普通に学生生活を送って、教職課程を取りましたが、就職する時になって、やはりデスクワークはどうかなという思いがありました。

そして、ご縁があって「ポーラエレガンス」「日産ミスフェアレディ」「三越ファッションシスターズ」と、企業のPRレディを務める機会を得たのです。

そこで色々なことを学ばせて頂きました。

話し方、立ち振る舞い、表現力…そういう研修をたくさんさせてもらいましたし、企業と共に最先端のビジネスに取り組まれる広告代理店の方々と常にお仕事をご一緒させていただいた。この時期の経験が今の私にとって、とても大きいです。

起業する際は、3年くらい考えました。
でも、私は何でもやってみなければ気が済まない性分なんです。興味のあることはまずやってみる。行動を起こしてみたくなるのです。

既に、企業のPR業務をフリーランスとして仕事をしていましたから、私ひとりはどうにか食べていけるだろうと。

広告代理店の方から、「山尾さんみたいな人が10人出せたら(キャスティングできたら)いいね」というお話も頂いたこともあり、それなら会社を興そうと。そんな助言も引き金になったと思います。

人を「育てる・磨いて光らせる」

中立な立場でキャスティングに特化したサービスを提供する。

対話する?

株式会社メインは、総合人財(=人を財とする)サービス企業です。

1988年に一人で起業しました。私が自らプレイヤーとなって、PR業務やイベントの司会もやり人財の教育もするというようなかたちでスタートしました。

もともと、ポーラエレガンス、日産ミスフェアレディ、三越ファッションシスターズなど、企業のPR業務を担う仕事をしていました。広報宣伝関係の業務を通じて広告代理店の方々とお付き合いをさせていただくことが多く、これからの時代は人材を「教育」したり、或いは人材に「付加価値」を付けて、いろんな場面に提供していく時代になるという話をよくしておりました。

一方で、映画とかコマーシャルのキャスティング会社はありましたが、イベントや博覧会、コンベンションにおけるキャスティングは今までないビジネスだったのです。

起業した次の年1989年、千葉県に幕張メッセができて、コンベンションというものが日本のビジネスシーンに根付こうとしていた時期でもありました。

フェイス・ツー・フェイスでPRや接客が必要とされる場面に対して、しっかりとそれが出来る「人財」を提供する。

“人財を育てて提供する”“すでに居る人財を磨いて光らせる”という両方を担うことを目指したのです。

一般的な人材派遣や職業紹介とはちょっと異なった業態としてのスタートです。

起業当時は、大手家電メーカーに代表されるハードウェアの需要が旺盛で、モノがよく売れる時代でした。しかし、これからはコンベンションや博覧会におけるソフトウェアとして「人」が必要な時代になる。モデルではなく、商品説明等が出来る「プレゼンテーター」や「コンパニオン」。広報の前線に立ち企業のイメージをPRする活動や仕事が必要になっていくことを感じていました。

また、ナレーターやコンパニオン等の派遣会社は、電話一本で始めることのできるビジネスでもあったのですが、何か業務上のトラブルが起こった際にリスクが回避できないケースが多くある。リスクマネージメントができるキャスティング会社があったら有り難いし、あったら使いたいという要望もありました。

例えば、日本で開催する大きなモーターショーでは、ドイツの自動車メーカーのブースでコンパニオンを40名起用しました。全国のモデルエージェンシーやナレーターコンパニオン事務所へ募集をかけて、広告代理店の業務支援として書類選考を代行。何千人もの中から40名選ぶわけですから、一社一名くらいです。それらの事務所と雇用契約を結んで、あとは当社であらゆる教育して、当社の現場オペレーションのもとでPR業務を行っていただく。

限られた期間で教育して、クオリティの高い“プロフェッショナルチーム”を作り上げてしまうわけです。昨日までは日本の自動車メーカーのPR業務の仕事をしていたとしても、今日ここで必要な知識と付加価値をしっかりと身につける。ドイツ自動車メーカーの社長が来られた時に、社長の顔も知らないようではプロフェッショナルとしては失格です。そのあたりの基本は、特にしっかりと身につけます。

当時、「キャスティング」に特化した業態はなかったと思います。人を抱えている派遣会社がキャスティングをやってしまうと、自分のところの人を起用したいと当然思いますから、中立の立場にはなりづらい。だから当時私どもの会社は、中立した立場に立ちたいという思いから「人」を抱えることを敢えてせず「キャスティング」にこだわったのです。

その人が「輝いて」活躍するために

どんな人にも必ず良いところがあると信じている。

対話する?

「人」は、それぞれ絶対に良いところがあるはずです。ただそれに気づかないこともあります。

簿記何級や通訳資格といった「ライセンス」は目に見えて分かりやすいですが、でもそれだけがその人の「価値」ではないのです。

非常に良いものをもっているのに、うまく活かせていない人もいます。
そんな人に対人関係能力として、表現力やコミュニケーション力、プレゼンテーション力などを磨いて輝かせることが私たちのビジネスです。

その人が輝けば、企業も輝くし、その人自身も幸せになれます。そして、私どもも幸せになる。

当社の教育事業において、どういう教育をやっているの?と聞かれれば、「人を輝かせる」教育と答えます。

PRや接客の現場で、どうしたらお客様に喜んでいただけるのか。商品知識はもちろん勉強しますが、大切なのはそれをアウトプットする方法。いくら知識を持っていても、話すのはその人本人、言葉はその人の口から発せられるのです。ですから、対人関係能力に磨きをかけて、その人が輝いて活躍するための支援が大切なのです。

「人を輝かせる」というのは、「この人にはこんな良いところがある」という所をクローズアップすること。そして、その良いところを気づかせてあげること。そんなお手伝ができたらいいなと常に思っています。そうしたら、より良い人間関係が築けるじゃないですか。

どんな人にも必ず良いところがあると信じていますから。

「ピュア」でありたい

素直にまっすぐ生きる。そんな生き方を大切にしたい。

対話する?

「素直」であることが大切だと思うのです。
「素直」に人の話を聞けたり、「素直」に物が言えたり。

人ってひねくれてしまうことも時にはあると思います。
だから私は「ピュア」でありたいといつも思っています。

「もうこの人と会えないという付き合い方・生き方はしたくない」とずっと思っています。相手がどう思われるかはわかりませんが、私自身は会えない人を作りたくないのです。

人として曲がったことをする。例えば騙したり、足を引っ張ったり、意地悪をするようなことは、好きではないんですね。堂々とコンペティションで戦うのではなく、机の下でコソコソやるようなことは嫌なんです。

ビジネスですから駆け引きはあります。でも、まっすぐな気持ちを持った企業や人はたくさんいますよ。

まっすぐな人は、目の輝きが違うと思うのです。

性格も良くて仕事ができる人が一番ですが、仕事がいくら出来ても性格が悪い人だったら嫌なのです。悪知恵の働くような人が嫌いというよりは、そういった生き方が好きではないのです。

ビジネスですから、利益を出さなくてはなりません。単なる良い人だけでは駄目です。でも、お金だけでも駄目ですし、要はバランス感覚が大切だと思うのです。お客様が満足された結果として、利益が出るというのが企業本来の姿だと思うのです。

私の人生に必要な「4つの言葉」

言葉に明文化して、常に言い続けることが大切。

対話する?

Challengeチャレンジ(挑戦)

Passionパッション(情熱)

Changeチェンジ(変化を恐れずニーズを読む)

Sincerityシンセリティ(誠実)

これらをわが社の行動指針として掲げています。

私どもでは、頭文字を取って「CPCSの志の行動」と呼んでいるのですが、これらを大切にしている人にはチャンスが訪れるよ、と常に社員に言っています。名刺大のカードに記載したものを作って全員が持って、朝礼時にも復唱しています。

この行動指針は、自分自身に言い聞かせていることなのです。

長い間、会社を経営していると「これでいいじゃない」と言う、もう一人の山尾百合子がいるんです。
起業した当時はひたすら前へ前へ、でしたが、ふと気付くと「これくらいでいいんじゃない?」「手を抜いちゃえば?」という囁きが聞こえるわけです。

会社は継続させていくことが宿命だと思っています。
始めたからには潰しちゃいけない、潰さないように努力するということは、お客様に満足していただくということ。そのために何をするのかと言えば、今日より明日、明日より明後日と進化していくお客様の気持ちに沿って、常にアンテナを張り巡らして、『挑戦』の気持ちを持たなければならない。

それに、仕事はお金だけ儲かれば良いではつまらないですよね。
生きるために仕事をしているわけですが、生きがいと言える仕事がしたいじゃないですか。熱さを忘れたらつまらないでしょう。『情熱』を持っていないと。

あと、変わることって、みんな怖いですし、誰でも不安ですよね。今のまま行けたらいいなと思ってしまいますが、今のままでいるには変えていかないといけない。会社として生き残っていくためには『チェンジ』していかなければならない。

そしてやはり心。『誠実』であること。

これら4つは、私の人生のなかで必要なことなのです。

こうして言葉にして明文化して、常に言い続けることが大切だと思っています。

そう思えば、そういった「行動をする」もの

長くお付き合したいと願うからこそ、日々の行動に現れる。その行動の積み重ねが、お互いの信頼関係を育んでいく。

対話する?

私どもは、物を売っていないショールーム(本社直営のギャラリー)へ人財を提供するとか企業のイメージ戦略を担うというような、いわば特種な仕事をしています。

こういうご時世ですから、真っ先に削減対象となることもあります。頑張っているのに打ち切りになってしまうという、辛い経験はあります。

ですが、打ち切りの判断をされる方があれば、使ってくださるところもある。捨てる神あれば拾う神ありです。頑張ってどんどん種を撒いておけば、必ずそこに私たちの種を実にしたいというお客様がいらっしゃる。

ですから、私どものお客様はリピーター率がとても高い。そうでなければ企業として継続できませんから。

大手モバイル通信企業やホテルなどもそうなのですが、ずっと長くお付き合いさせていただいています。私どもの半分以上のお客様がそういったお付き合いをしてくださいます。

多くの企業様と年間契約をさせていただいていますので、数字の予想がだいたいつく。だから、うちはすぐに潰れることはない(笑)。

長くお付き合いしようと考えれば、そういった行動をするものです。

でも、ある日突然お得意様が皆解約するといった悪夢にうなされることもありますよ。目が覚めて夢で良かった!と(笑)。

「運」が良かったと思っています。間違いなく「運」がいいと!

皆さんに助けて頂いたり、運を引き寄せるということも含めて、どうにか25年間やってこられたのかなと思います。

日本の伝統文化を継承していくって「素敵」なこと

人を輝かせる、「人財」を磨いて育てる、というベースを大切にし続けていると、不思議な出会いが起こる。

対話する?

人を輝かせる、「人財」を磨いて育てるということが常にベースにあります。そうなれば、お客様もその人も私どもも幸せになる、三方良しということです。

私が新しいビジネス「メインステージ」を始めたのも、
「メイン」の延長線。

やはり、女性を輝かせたい。

それも若い人ではなく、年齢を重ねた女性。というのも、女性が年を重ねるって、男性とは違って何故かネガティブなイメージがあると思うのです。女性が年を重ねることってこんなに素敵なんだよと言いたい。

私のライフスタイルと重ね合わせてみても、「まだまだイケるんじゃない?」と思っているわけですよ、周りがどう思おうと。

女性はやはり、見られたり、褒められたり、気にしてもらったり…。着飾ってどこかへ出かけるって、究極のアンチエイジングなのです。

そこで、日本和装さんと電通さんと当社で出資して「メインステージ」という新しい会社を作りました。

日本和装さんには16万5千人の修了生がいらっしゃる。そのほとんどが30~60歳、時間とお金にちょっと余裕があって、着物への関心もあって。そんな世代の人たちに無料教室というひとつのドアを開ける。

最近、着物を着ている人って見かけることが少ないですよね。おばあちゃんならいますけれど、30歳くらいの人はいない。

体のラインを出す洋服と違って、体の線をまっすぐにする着物は、日本人女性を美しく見せるものなのです。それに年を重ねた人だからこそ出せる味わいがある。

着物を通して、「女性を輝かせる」ことができると思ったのです。
自分で着物が身に付けられて、自分の着物を持っていて、所作が美しいという女性が増えればそうなると。

着物モデルエージェンシーは日本にまだありません。これから面白いことが起こせると思っております。

それに「女性を輝かせる」って、経済にも影響する。外に出ますし、お金を使いますもの。着物も買うでしょうし、みんなでご飯も食べるでしょうし。世の中の消費が活性化しますよね。

日本の伝統文化を継承していくって素敵なことです。

実は私自身、着物に縁がなくて、着物が着たいなと思っていて。私も初心者なんですよ。日本人なのに着物が着られないなんてもったいない。

着物を身に付けると、何より所作がきれいになるんですよ。自然と背筋がすっと伸びますし、おしとやかになる。着物は女性を更にきれいに魅せると思うのです。

賛同してくださる方々がいて出会いがあって。

一生懸命やっていると見てくれる人は見てくれるんだなと最近特に思います。

戦略的にあれこれしたわけではないのですが、いつも人との出会いを大切に、ご縁に感謝しています。

皆さんに助けていただいています。

社員は「家族」です

お互いに役割を全うして、人としてどういきるかを大切にしたい。

対話する?

「メイン」という会社は、たぶん親御さんにとってみると、どんな会社なの?と思うでしょう。上場しているわけでも大企業でもないですから。

一生ここに居てくれと言うつもりはないんです。ただ、「メイン」に居たことが、その人の人生において「あの時は良かった、勉強になった」と思ってもらえたら嬉しいです。

私どもと共有した時間が、その人の人生にとって良い経験になってくれたらいいなと思うのです。

一緒にいる時間は、家族より長いわけじゃないですか。
だから社員は、もうひとつの家族だと思っているんです。家族は守るし、大切にする。

ただ家族にもルールはありますよ。ルールをきちっと守れる人は家族としてやっていけますが、逸脱してしまう人は船から降りてもらわなければならない。

原点に戻れば、うちの会社に来てくれて、就職しようと思ってくれることが有難いと思うのです。お互い結婚したようなものじゃないですか。そういうご縁って凄いことですから。

社員は家族だと言いましたが、会社にもお父さん役がいたり、お母さん役がいたり、それぞれ役割があるわけで。それによってチーム(組織)が成り立っているわけです。

自分に任された役割を全うしていくこと。そういう人に、当社の社員として共に頑張っていただきたいなと思います。

当社が大切にする行動指針「CPCSの志の行動」にもありますが、嘘をつかないとか、仕事を本気でやるとか、手を抜かないとか、情熱を持って取り組むとか…そういうことを人はよく見ています。

「人」としてどう生きているかが大切だと思うのです。

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