『幸せを生み出せる環境づくり』に全力で取組む その人が求めている世界を知ることが大切 東京都多摩市聖蹟桜が丘で、地域に根差した保育所・学童保育・コミュニティカフェの運営を行う 株式会社ウィズチャイルド 代表取締役 田中鉄太郎 の生き方・働き方

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株式会社ウィズチャイルド 代表取締役 田中鉄太郎の生き方・働き方

私たちの仕事は、より良く子どもが育つような『環境』を創ること自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる

私たちウィズチャイルドは、地域に根差した3つの少人数制保育所(東京都認証保育所)と学童保育・コミュニティカフェの運営を行っております。子どもたちも大人もみんなが自発的に幸せな生活が送れること、その環境を創っていくために地域とのつながりをとても大切にしております。

ウィズチャイルドの保育士の中には、国際モンテッソーリ教師の資格者がいます。 モンテッソーリ教育方針を取り入れた当社の目標は「秩序だった環境・自律する精神を育める環境・自由と規律のある環境下で『豊かな個性を持ち愛と品位に満ちた社会の一員を育てる』ことです。 一斉管理はせず、成長発達を年齢や年度で区切らず、個々の成長プロセスを観察し的確に援助する事を目指します。

鼻のかみ方を例に挙げますと、1歳くらいのお子さんが鼻を垂らしている。そんなとき、大人は鼻かみなさいと良く言いますが、実は子どもはかみ方を知らない。そこで、まず大人が鼻をかんで見せる。「して見せる」ということがとても大事です。ティッシュを取ってたたんで、鼻に当てて片方ずつかむ。かみ終わったらゴミ箱に捨てる。鏡を見て、「鼻が垂れているね、ちょっと気持ち悪いね。先生と一緒にきれいにしようか」と声がけをする。そうやって次には「一緒にする」事で信頼関係を結びます。子どもは真剣に受け止めてくれます。鼻をかみ終えたらまた鏡を見ます。「ほら、きれいになったね。気持ちいいね。」って言ってあげるんです。そうすると、「あ、これが気持ちいいんだ。」って分かる。「次に鼻が出てきたときは、今やったようにまた鼻を一緒にかもうね」って伝えてあげる。そうすると「鼻が出た」ってティッシュ持ってきたり、自分でもだんだんできるようになるんです。

子どもって自分がやろうと思ってることが上手にできたときの満足感、「上手くいったよ、見て!」という小さな成功体験をいっぱいさせてあげなきゃいけないんです。手を洗うにしても、水を出して指先だけ濡らして、パッパと水を払って、そのまま遊びに行っちゃう。それでも手を洗っているんだからいいじゃないかとするのか、それとも「見ててね」といって丁寧にゆっくり手を洗って見せるのか。

「教える」 のではなく、「して見せる」んです。

そうすると、子どもは「そういうふうに洗いたい、洗えるようになりたい」と思うようになる。そういった体験をひとつひとつさせます。大人は常に憧れの存在なんです。

紙がぐちゃぐちゃに置いてあっても平気な人と、ピッと並んでいたほうが気持ちいい人とがいます。私はピッと並んでいたほうが気持ちがいいと感じる子どもになって欲しいと思うし、手だってきちっと洗ったほうが気持ちがいいと感じる子どもになって欲しい。だから一つひとつのことを丁寧に伝えていきます。成長発達の過程で子どもの興味には段階があるのですが、それにひとつひとつ丁寧に出会わせてあげる。何もしなくても子どもは育つでしょという考え方もありますが、私たちの仕事はより良く子どもが育つような環境を創ってあげるということなんです。

これまでは0~6歳までの保育を中心に行ってきました。今後は6~12歳の学童保育へと広げて、0~12歳まで保育をサポートしていく体制へ移行しました。

学童保育の世界はついこの間まで小学3年生までしかなく、平成27年4月から始まった新制度で小学6年生までの世界にやっとなりました。これまでは民間が作ってきた独自の世界でしたが、きちんとやっていこうという取り組みがようやく始まった訳です。

私たちも、0歳から6年間のご縁があったお子さんを、卒園後もサポートしてあげたかったし、親御さんからの要望もありました。ウィズチャイルドでは20時まで保育園を開けていて夕飯も食べさせているんですけれど、小学校に入ると、自治体がやっている学童保育では最大延長でも19時までしかやっていない。すると、お母さんがいわゆる小1の壁で、仕事を辞めるか短縮するかの選択を迫られる。そこでお母さん達から、なんとか20時まで預かってくれないかとの声を聴いて、夕飯も食べられるカフェ機能の付いた学童保育(コミュニティカフェ)を保育園の横に建てました。戦略的にというよりは、求める声に応じて、やってあげたいという気持ちでやっていたらこうなったという感じです。

『短時間正社員』という生き方・働き方お互いの事情を知る仲間が増えることで支え合いの気持ちが自然と生まれ、結果として保育の質が深まった

対話する?

ウィズチャイルドは2001年7月に生まれました。認証保育所という制度が始まった頃です。
うちの母が保育士で、私が中学生くらいのとき、働いていた園の園長になったのがきっかけです。

私はずっと外食産業で仕事をしてきました。寿司屋で職人になり、保育の世界には関心がありませんでした。自分の子どもが生まれたときは大きな店舗の料理長を務めておりとても忙しく、まともに休めるのは月一回あるかないかという感じでした。妻が初めての子育てで奮闘しているとき、私はずっと仕事・・・そんな頃、二つ目の保育園を開園する機会が母にありまして、それで調理部門でいいから一緒にやらないか?と言われたことがきっかけでした。

家族のために人生を考え直そうと思い、この世界に入りました。

保育園の職員として、チームの一員として運営に携わっているんだという意識づくりをすることを常に意識しています。保育業界は離職率が高い業界ですが、良い保育には安定的に園の運営に関わってくれるスタッフがいることが大事です。そのために、職員が気持ちよく働ける環境を整えることに心を砕いています。

ですから、働き方をいろいろと模索しました。
試行錯誤を重ねた結果、たどりついたのが、短時間正社員を複数雇用すること。

短時間勤務の社員が少数だと気兼ねして初めは上手く行かなかったのですが、お互いの事情を知る仲間が増えることで支え合いの気持ちが自然と生まれて、結果として保育の質が深まっていきました。

今、うちの会社は半数以上が30~40代の短時間正社員。こういう保育園は他にはないと思います。保育士不足の解消方法として業界にアピールしていきたい点です。

目の前にいる人がうちで働くにはどうしたらいいんだろうと考えたとき、雇用のメニューを増やすしかなかったんですね。実際に採用してみるといろいろなメリットがあって、なんで今までやらなかったんだろうと思いました。

カフェもメニューが豊富だと自分の好きなものが選べるから、何度も来店してくれますよね。正社員かパートしかなかったら、どちらかの型に自分の人生をはめ込むしかない。それでは続かないです。

長く安定的に働いてもらうためには、相手の人生を汲み取って、それに寄り添わなくてはなりません。

採用面接の時に「こういうふうに働きたい」と聞いたら、じゃあそういう働き方を新たにひとつチームの中に作ってやってみようという形で受け入れています。うちの雇用契約書の雇用形態のところには、一般的な形態の下に米印で一人一人違うことが書かれています。「遅番はできません」「土曜日は出ますが水曜日は定休にします」「6時間勤務をベースにします」などその人の事情を書いておき職員全員で共有し、全員が事情を理解してサポートします。

確かにシフトを組むのは大変ですが、長く働いているうちに状況が変わって制約なく働けるようになることもあるわけですし、長い目でみればいい結果につながるので、目先のことだけを考えないようにしています。

そうやっていくと、こんなに考えてシフトを組んでくれてるのだからと、もう一回だけ早番頑張ります等と言ってきてくれるんです。そうやってどんどんスムーズに回るようになる。これには驚きました。

本当にありがたくて。最初パートで入った方は今は副園長ですし、園長ももともと短時間正社員でした。途中で介護が始まったりしたら、また短時間正社員に戻ります、それでいいんです。続けてくれるなら。育休をとってもまた戻ってきてくれる人も増えてきました。短時間という枠を増やすことで、こんなに幸せなことが巻き起こるのかと、もっと早くやっておけばよかったと思います。

私たちのために頑張ってシフトを考えてくれている、ならば私も応えようという感謝の気持ちが芽生える。

やりたい意欲に火がつけば人は頑張れるんですよね。こちらが何か決めなくても、勝手にふくらんでいってくれる。その環境を作るっていうことが一番大事な仕事なんだと思います。

とにかく楽しく働きたいという環境を作る。

子どもに対しては、できるまで何回でもつきあうよ、もう一回一緒にやってみようとか、その子の気持ちに常に寄り添って、その子の成長を一番大事にしますよね。ひとつの声がけ、一つの働きかけでで子どもは一人でぐっと育ってくれる。自分たちはその専門家なんだから、それを職員にも親御さんにも目指していこうよというのが私たちの考えです。

「愛情」でしっかり満たしてあげることがポイント満たされた子どもが次にどうなるかというと、満たされるから溢れ出します

対話する?

大事なのは、認めてもらえてる、自分の居場所がちゃんとあるという安心感です。情緒的に満たされるには、愛情でしっかり満たしてあげることがポイントです。自分自身を満たしてあげるってことですね。探究心のかたまりのような1、2歳のころ、大人っていっぱい注意しちゃうんですよ、それしちゃダメ、入っちゃダメといろんなことを言うんですけど、いろんな体験をさせてあげて自分でいろんなことができるように、「したい」という気持ちをこの時期にしっかり満たしてあげる。

満たされた子どもが次にどうなるかというと、満たされるから溢れ出します。

「一緒にやろうよ」と人に対しての優しさがそこで初めて出てくるんです。
まず、自分を満たしてからじゃないと人には優しくできません。

「このおもちゃどうぞ」って渡してあげなさいとよく言いますが、夢中になって自分が遊び込むまで人に渡したくないわけです。変に大人が優しさを教え込むんじゃなくて、存分に遊ばせてあげる。そうすれば人に素直に渡すことが出来る。特に乳児期はそういう環境を大事にしてあげたいねって話を職員としています。

大人も同じです。新入職員として入ってきてOJTで仕事をどんどん覚え込ませるよりも、まず保育の世界って素敵な世界でしょということを体感してもらって、ここに来て良かったという気持ちをまず満たしてあげてはじめて、もっといい保育をしたいという気持ちになるんじゃないかと思います。

保育士として自発的に成長してもらうためには、最低でも一年はかけて、大事にその人をチームに引き込んでいくというのが必要ではないでしょうか。教える方も「自分たちもしてもらったから、新入の先生にもしてあげたい」と思ってもらえるように。

ですから、「ああこれいい!」と言うことはすぐにやっていいよと日頃から言っています。 先生方はいろいろ思いついてやってくれるので、保育園に行くたびに僕は驚かされます。「何これ?」って。「公園から枝拾ってきて作ったんです」とか、「子どもつれて喫茶店に行ってきました」とか。ウィズチャイルドのカフェも子どもたちがお手伝いしてくれてるんですが、これも全部、保育士が子どもからアイデアや意欲を引き出しふくらませた結果、生まれたものなんです。そのプロセスには小さな育ちのストーリーがあり、常に子どもを主役に置いたまま、保育士は見事なアシストをするんです。これこそが「保育」の喜びですよ。こんな保育はどんどんやればいい。

『幸せを生み出せる環境づくり』に全力で取組むその人が求めている世界を知ることが大切

対話する?

自分のステージ、自分はここでやりたいことを自由にやれる、自分を出していい場所っていうのがあるのとないのとでは、職場環境が全然違いますよね。「ねばならない」ではなく「したい」っていう気持ちで働く。仕事顔して仕事するのはプロじゃない、先生たちにはここで生活して欲しいと伝えています。仕事をしている大人の中で過ごす子どもより、生活をしている大人の中で過ごす子どもの方が絶対豊かに育つと思うのです。

だから「遊び顔で仕事しましょう。」と言っています。とにかく笑顔で楽しく仕事をして欲しい。でもそれを「してください」っていうのは押しつけじゃないですか。だから、自然に遊び顔になれるような環境をどうやったら作れるかなといつも考えています。やりたいことがあるというのが笑顔やモチベーションにつながると思うので、あまりルールで縛らずに、でも一本理念だけは共有したい。共有すべきところと個々でいい所を明確に分けようと言っています。

理念『幸せを生み出せる環境づくりに全力で取組む』
*私達は、こども達ひとりひとりが自分の力で幸せを生み出せる環境づくりに全力で取組みます。
*ウィズチャイルドは、職員ひとりひとりが自分の力で幸せを生み出せる環境づくりに全力で取組みます。

子ども自身で幸せを作り出せる環境づくりに職員は全力投球する。
私は、職員に対して同じような環境を作ることに全力で取り組むと宣言しています。

そのためには人を観察して、その人が求めてる世界をきちんと知ることが大切です。ただ短時間正社員を採用すればいいというものではないですね。

保育士不足はこれからどんどん深刻化していきます。働く女性が増えているから、保育士が足りない。ならば、働く女性が保育士になればいいわけですが、今の保育士の労働環境は良くないから、それができないんですね。だったら、保育士の労働環境を先に整えてしまえばいい。うちがモデルケースを作れたらいいなと小さな野心を持っています。

実際、28年度から正社員も拘束時間を一時間減らしたんです。その代わり一時間あたりの生産性をもっとぐっと上げていこうよと。どっちが良い保育かは自ずと見えてくるんじゃないかと思います。自分は自分の時間と役割に特化して仕事すればいい、際限なく仕事を抱えなくていいという経験をした人は、休職しても戻ってきてくれます。

保育士は離職率が高いけれど、それを変えなければなりません。たくさん保育士が生まれても、労働環境が悪ければたくさん辞めるだけです。

そういう改革にすぐ着手できるのは、会社の経営者なんです。経営者が社員に対し「子育てしてるんだから少し早く帰っていいよ。」と一人にでも言えれば、100社あれば100人の子育て家庭が救われるんです。そうすれば長時間子どもを保育園に預けることも緩和されるし、保育士の労働環境も変わります。今保育園にいる子どもは将来大きくなって会社の採用面接に来るんです。人材育成は今から始まっているとも考えられる。20年後の自分の会社に来てくれるかもしれません。少しでも豊かな子育て環境で育って欲しいと思いませんか。これをまず私たちの会社から実践していきます。有言実行です。

子どもがパパママの会社に憧れるっていうのは、とても大事だと思うのです。

親が幸せに過ごしている背中を見せる。今大変なんだよって話もできないくらい働いているっていう現状がある。社会がそういう仕組みになっている。キャリアを形成するには正社員で働かなければならない。だから子どもが長時間保育に適応してくれている。経営者の方は、社員が残業することで、この人の子どもが我慢しているということを想像してみて欲しいんです。そうすれば一時間早く帰っていいよって言ってあげられるんじゃないかな。

お父さんたちも子育ての期間をいっぱい楽しんでくれたら良いなと思います。 父親になる前となった後と自分が変わったという人もいるでしょう。子育ては親として成長する立派なキャリアだと思いますね。子どもは感謝すべき存在で、尊敬すべき存在。もっと大人は子どもから学ぶことがあるんじゃないでしょうか。

そういう気持ちが根本にあれば、保育者も親も子どもを管理するとかいうことはなくなると思います。昔の子どもたちは、大人の監視の無い場所があって、探検したりいろいろな遊びを生み出してきたわけですが、今の時代は、周りに大人が多いから子どもだけで遊べる環境が本当に少ない。園としては、地域とつながってそういう環境力を上げていきたい、と思っています。

ですから、地域の祭りには積極的に参加するようにしています。そこで知り合った人たちとはその後も楽しい関わりになるんですよね。名刺交換や人脈ではなくて、祭りって人間らしい面が出るので、祭りでつながるのっていいなと。

本来、人と人とのつながりってそういうものでいいんじゃないかと思います。

「理想」を持つそれ面白いね できたらいいね

対話する?

「理想」を持つ。

理想を話すほど、どんどん具体的になって現実に近づいていくということを仕事を通して実感しました。話をしているうちに元に戻れなくなっていくんですよね、いい意味でも悪い意味でも。ただ言い続けるをいうことが実を結ぶんだということが分かりました。スタートは無責任でもいいんだと。根拠なんていいんだと。

職員から突拍子もないことを言われたときに「でもさ」と言うんじゃなくて「へーそれ面白いね」「できたらいいね」と私は言います。

子育てにも通じることなんですけど、失敗してもいいんです。

失敗しないよう綿密に計画を立ててたらやりたいことができなくなっちゃうんで、失敗が前提でいいんです。失敗しないようにするのではなく、何度か失敗していくうちに覚えるという環境をつくってあげること。モンテッソーリ教育の考え方です。ちょっと困難性を持った環境の中に身を置く、そのためには観察が必要です。この子は今こういうことを望んでいるな、やってみたいんだなと思ったときに、すぐにできることはもう必要なことではない。何回か繰り返しているうちにできるようなモノやコト、その環境を用意しておいてあげる。大人の人材教育にも当てはまると思います。

失敗を自己訂正できるということも育ちの中で絶対に必要なことです。失敗を誰かにカバーしてもらうのではなく自分で訂正する。

今、職員の先生方には「未来型の志向でいよう」と伝えています。
明日この子にこれやってあげたら楽しんじゃない、と明日のことを考える。

振り返ると反省が生まれて、課題ができますが、課題ってそんなに簡単に解決するものじゃない。一年経っても解決しないことも多い。
明日、子どもに何をしてあげようかとひたすら考えてたら楽しいことしか考えない。子どもって、とにかく何か面白いことはないかと楽しいことを考えているから、自分のことが好き。大人も同じ姿勢でいないと、本質的な保育ってできないんじゃないかなと思います。

そういう発想って最近の20代や30代の人たちって持ってるんですよね。

もっと遊ぼうよ、人生楽しもうよっていう。そういうエネルギーが僕たちの10年後、15年後の人たちにはある。イノベーションする力というのか、大人がそうなっていくと子どもももっと楽しい人生を送れるようになる。

人が喜ぶことをやっていけば失敗しないと思います。
人が喜ぶこと、人の幸せにつながること、それを思いついたらやるということで突っ走っています。

私はいつも「そもそもね」という話し方をします。理想から話し始めるんです。今がどうということよりも、しがらみとか取っ払ったら、理想はそうじゃないよね、だからこうしようと。そもそも本来どうあったら自然なのかを考えることは常に大事にしています。

固定概念に囚われず自分で考えて判断できる人になるということです。

自分で言うのも何ですが、私は今目の前にある現実を完全に無視するタイプです。面倒くさいとか言われることもありますが、固定概念にはとらわれないタチです。こんなこと人にいえることではないですが、「無知は力だ」と私は思っています。知識があると発想ができないんですよ、私の場合。何にも知らないで飛び込んだほうが本質的なことがみえるというか。

後で勉強しないといけないですけどね。

保育という仕事は「尊い仕事」です仕事における幸福感を増せることは、どんどんやっていきます

対話する?

保育士の仕事っていうのは子育てのサポートなんですけど、子育ての楽しさを教えるっていうのが一番求められてることなんじゃないかと思います。こんなに子どもって可愛くて、という親の思い・心も育むサポートというんでしょうか。

だから、保育という仕事は尊い仕事だと思うのです。

それだけに、保育士一人にあまりすべての責任を背負わせすぎないようにしたいと思ってます。また社会にもそれを伝えていきたい。様々な専門家や地域の人が集まりチームを組むことで、それぞれの専門性を活かしながら保育に関わっていくことで質を高めていく。

先生たちのために、これからも労働環境を一つずつ改善していきます。
仕事における幸福感を増せることは、どんどんやっていきます。

この園で働けて良かったという満足感。働いていた時間が人生で充実してたと思ってもらいたいです。もっともっと先生方のご家庭の事情を把握して、仕事のやり方を柔軟にしていくサポートをします。

私たちは、お子さんや親御さんに「ウィズチャイルドと関われて子育てが楽しくできました」って言って頂けることが、一番ありがたいのです。保育内容とかよりも、「あの時代充実してた、ウィズチャイルドでよかった」と言われたときが一番嬉しいのです。

子どもがどう育ったか、実はあまり明確に判断できるものではないと思うのです。形として出てくるものなんてないんだと思います。でもすぐもらえる結果としては、「ウィズチャイルドでよかった」と言って頂けること。職員の先生方からもそう言ってもらえたら嬉しいです。

私は熱が入りやすい性格なので、それを押し付けず、相手に上手く想いを伝えることを大切にしたい。ここは、まだまだ練習が必要だと思っています。押し付けがましくなく、いいねって想ってもらえる伝え方を身につけたいです。

言葉少なく、すっと人の心に入るような。そういう人に私はなりたいです。

人が幸せになっていく姿を見たい!という気持ち、「自己満足」で良いのです好奇心や探究心・・・保育士ほどこれらを持ち続けたい

対話する?

保育という仕事を楽しんで欲しいですね。

ここで子どもたちと生活する中で、やりたいことはどんどんやって欲しい。自分らしく楽しくできること、どんどんやりたいことをやって欲しいという願いがあります。それが出来る環境がここにはあります。ウィズチャイルドの理念ですから。

人が幸せになっていく姿を見たい!という気持ち、自己満足で良いのです。
好奇心や探究心・・・保育士ほどこれらを持ち続けたい。

その姿は派生していきます。人から人へ。
先生がワクワクしていると、子どもたちもワクワクします。

笑顔があふれている人のそばにいくと自分も笑顔になるじゃないですか。子どもになって欲しい姿をまず自分が実践する。だから、私たちも子どもじゃなくちゃだめなんですよ。子どもと同じ目線で遊び込むほど夢中になれるものを自分で発見していく。子どもに負けてちゃいけないんですよね。

今の子どもたちに遊び込むっていう環境を作ってあげたいのです。給食の時間だから戻りますよとか、そういうことをいうと遊び足りなくなっちゃうんです。生活のリズムもあるけども、遊び込んでいるなら、今日は一時間ご飯後でもいいやという許容力を持って、手を出さず、口を出さず、子どもの世界を守ってあげられるくらい大人がワクワクしていないと。ワクワクしてねといってもダメな訳だから、環境が大事。環境力というのをここにきて実感しています。

帰りたくない・まだここに居たい・まだ遊びたいと子どもが言ってくれるんです。 それはここの環境を子どもが必要としているからですよね。その子どもの気持ちがすごく大事なのです。その気持ちをどれだけ日々体験させてあげられるか、ここが勝負です。自発的に遊びだすと、ちょっと危険なことも出てきますし、大人の都合をどれだけ度外視できるかも勝負です。

できれば親御さんもそこに巻き込みたい。巻き込むために、ぜひ保育園に適度に来て欲しいと思っています。待機児童を解消するためには、保護者が園の運営に関わることも解決策の一つなのです。月に一度でも、年に一度でも一緒に保育するんです。子育ての楽しさが湧き出て自分も幸せになれるし、何より子どもたちが喜びます。それは社会にとっても良いことです。

10あるいは12の力で働いて頑張っている親の仕事を8くらいにして、2くらいは自分の子育ての時間として保育園に関わることを社会のバックアップで出来たら、みんなが幸せになれる。そういう機会を社会がちゃんと親に与えてあげる。そうしたら、間違いなく全て解決しますよ。

是非、お時間のあるとき一緒にここで子どもと過ごしてみませんか、今しかできないことですよということを分かりやすく押し付けがましくなく社会に伝えていきたいですね。