誰かと「一緒に」誰かのために そんな仕事をし続けることが人生の喜び 千葉県富津市湊で住宅設備機器の販売を行う藤野トーヨー住器株式会社  代表取締役  藤野健次郎の生き方・働き方

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藤野トーヨー住器株式会社 代表取締役 藤野健次郎の生き方・働き方

「誠実」を信条に、地域に貢献する

地元に根差した建築資材のプロフェッショナル

対話する?

当社は建築資材の販売と施工をしている会社です。建築資材とは、窓のサッシをはじめ、バスルームやキッチンなどでのステンレスやガラス、また、屋根材、外壁等々、住宅に欠かせないさまざまなものです。

「販売と施工」ですから、建築資材商品を納入するだけの場合もありますし、施工まで請け負う場合もあります。例えば、戸建ての個人住宅の場合、アルミサッシは大工さんが取り付けるので、当方は販売だけです。ですが、学校や公共施設、あるいはビル建築になると我々が取り付けます、つまり施工まで行うということです。

ガーデニングに関することも取扱ってはいますが、外構工事そのものはうちの請け負い分野ではなくて外構に用いる資材を販売し、一部、門扉や扉、フェンス、カーポートなどは施工までやります。

お客様は8割以上、プロの方が相手です。建設会社さん、工務店さんですね。 総体からみれば少ないですが、個人のお客様からのいろいろなご要望に直接応えるということもあります。

当社は、地元に根ざしてやって来ました。
今年2014年で創業39年になるんですけれども、その間ずっと変わらずここで商売させていただいてまして、この地域では、例えば「窓のことだったら藤野に行けば何とかなる」とか、「藤野に行けば必要な品物がある」とか、プロの方のみならず、住民の方々にも信頼をいただいていると思っております。

会社の信条として「誠実」というのが中心にあるのですが、一言で言えばそれが今日に繋がっているのかなと思いますね。

一つのところで商売をするということは、地元からは絶対に逃げられない。なにかお客様の信頼を失うようなことをしてしまうと、居られなくなります。約40年間、ここでやり続けることができたということは、「誠実」を守って、固く商売をやってきたからでしょう。

創業者の魅力も当然ありましたし、地域貢献も積極的にやってきたことも、周囲の方々からいろいろな意味で認識していただいている要因だと思います。

例えば、創業者は、現在、地元の商工会の会頭を務めています。以前は、市の消防団の団長など、本当にこまごまいろんな役員を引き受けてました。よくいますよね、地元でなんでも頼まれちゃうおじさんって…そんな感じです。地域の人が頼ってくださったり、必要としてくださったりすると、なんでも応えちゃう。仕事と同じ比重で、地域のこともやっていましたね。

そうしたことに加え、経営を継続してこれたのは、やはり、社員にすごく恵まれたからだと思います。

私は子供の頃から会社に出入り、というか、会社で遊んでいたり、親が仕事が終わるのを待ったりしていたので、幼い頃からどんな人が働いていたかという記憶があるんです。創業者は、いわゆる営業と言えるような営業は特にしませんでしたから、仕事を取って来るのは営業担当の社員さんでした。それでずっとやってこれたのは、社員さんの力が大きかったと言うことですよね。

皆さん、明るくて、子供の私でも話かけやすい、人柄のいい方々ばかりでした。 当時、社長も40代で若くて、当然周りも若くて、あの頃の活気は幼心に鮮明に印象に残っています。ああいう風に、皆が楽しそうに仕事をする…そういう会社であり続けたいですね。

私が二代目の社長に就任するにあたり、「創業100年を目指す」と宣言しました。

永く続くということは、間違いなく大事なことです。

では、永く続くということはどういうことか…地域や社会に必要とされているからですよね。

でも、創業者の父が39年間守ってきたものをそのまま自分も守らなきゃというのではなく、100年続くように何を社会に貢献していくかということ、です。

また、当然永く続くためには、社員が永く働いてくれることが前提です。永く働いてもらって、もちろんその中で喜びを見出していってもらいたい。理想としては、社員に自分の子供も将来この会社に入れたいと言ってもらえれば、本物だなと思っています。

100年というのは、一つのシンボリックな表現というか、目安というか、要するに「ずーっと続いていくように経営していきます」であり、そのためには「自分は何をしていったらいいか」です。

私の代で創業100年を迎えると言うことではなく、90歳くらいになっていますからね(笑)、確実に次の世代にバトンタッチをしていきたい。これは今のうちから考えて視野に入れてやっていかないと、すぐに経っちゃいますよ、10年や20年は。

誰かと「一緒に」誰かのために

そんな仕事をし続けることが人生の喜び

対話する?

私は長く取締役という立場ではありましたが、現実にやっていたことはほとんど営業職でして、これが仕事の95%くらいを占めていました。自ら率先して会社の数字を伸ばしていかなくてはならないという立場でしたし、実際、ずっと営業のトップを守っていました。おかげさまで、数字はいつも良かったです。3年連続目標額を達成し、県内でもずっとトップでした。

ところが、ふと、これから先、このまま自分がこういう営業をしていて、果たして、会社って前に進むのかな…と思ったのです。

自分が営業を頑張ることでもちろん売り上げは立つし、社員さんの給料もちゃんと払える、それはそれで大事なことであり、重要なこと。ただ…周りの人たち、社員さんたちですね、何かこう、変わったかな? と感じることがあった。良い方に変わっているか? あるいは、やりがいを持っているように見えるか?

そうすると、自分がこのスタイルで営業をやっているのは、単なる個人プレーにすぎなくて、会社全体にとって将来的に何かプラスになっていくかと考えてみると、不十分だなって切実に感じたのです。

また、何より私自身、そこで一回立ち止まってしまった。
このまま今のやり方を続けるのかと思った時に、何もモチベーションや指針を持ち得なかった、自分自身の中に・・・。

この業界に入り、営業を始めてちょうど10年目でした。10年経ってみて、自分の中に何が残ったのか、そして、将来会社を発展させる、良くするための方向性が、今の自分には何もない…と思ったのです。

営業マンとしてはいろいろなものが身に付きましたし、さまざまなお客さまとも知り合い、お付き合いいただきました。確実にそういう財産は蓄積してはきましたが、ただ、経営者として、これから先、会社をどうしていくんだ? と考えた時、何もないんですよね、これだっていうものが。

自分は何のために仕事をしてるんだ…このところで立ち止まってしまいまして、ずっと自問を繰り返しました。

そうした中で見えてきたものがありました。

自分が一番嬉しいと感じた瞬間はなんだったか、人生を振り返ってみてよく覚えていることはなんだろう…それは間違いなく、誰かと一緒に何か成果を出した時であり、何かを成し遂げた時だった…。

自分一人で突っ走って頑張ってきた結果、何も残ってないっていうのは、やっぱり、自分の本質と違うところをやってたんだと気が付きまして、自分の本質は、誰かと一緒に、あるいは誰かのために、何かをするというところにある、そういう仕事をし続けることが、おそらく自分の人生の喜びなんだろうなということに思いが至りました。

それからですね、周りとどう関わりをもつか、あるいは周りの人たちが良くなるために何ができるか、何をすべきかということを、どんどんどんどん、考え出したのは。 それで、先ほど言ったような「創業100年を目指す」という結論…、結論ではないですね、まだ途中ですからね、そういう青写真に結びついてきたという経緯です。

思考回路があっちいったりこっちいったりしなくなりましたね、「この線でいこう!」というのが定まったというところでしょうか。

「信頼」がすべての根本

相手を思いやる、言葉使い、そして誠実

対話する?

小学生の頃の記憶ですが、亡き母に、滅多に叱る人ではなかったんですが、一度だけ本気で怒られたことがありました。自分ではそんなに悪いことだと思ってなかったんですけれど、他人のことで「ちょっとこういう人だから」と、非難めいた発言を何気なくもらしたことがあったんです。もう激しく叱られまして、あれはもう一生忘れないだろうと今でも思っています(笑)。

人に対する評価は、自分本位の解釈の仕方だったりするから本当に気を付けるべき、ということ。ましてや、自分はそう思っていても、人前で言うべきではないということ。要するに相手を慮(おもんばか)れ、ということを教えてくれたんだと思うんです。人のことを思いやるというのが、自分の中の根本になっているというか、そういうふうに育ててもらったんだろうなと思います。

また、言葉については気を遣っています。
相手の方が何を考えていて、どういう言葉が相手の方にとって一番いいのか、受け入れやすいのか、あるいは嬉しいのかなど、相手の方にマッチするような言葉を考えに考え会話するようにしています。自分の表現にこだわらないで、相手の方が聞きやすかったり、求めているような、そういう話し方をするよう努めているつもりです。

そういうことが身に付いているのは、特別に分析していませんが、おそらく、両親が商売をしていて、常にいろいろな人が出入りをする環境だったからでしょうか。

とにかく、いろいろな人と顔を合わせるというのが日常で、また、幼い頃は祖父母のところで多くの時間を過ごしていたので、お年寄りと話す時はこういう話し方、親世代を話す時はこういう話し方、というのは自然に身に付いたんだろうなと思います。
伝わるように話すために相手にどのような話し方をしたらいいか、昔から、自然と身に付いていたと思います。

やっぱり信頼をしてもらうことっていうのが、重要なことですよね。そのための話し方だろうし、聞き出し方だろうし、ね。

信頼がすべての根本、と考えています。

建設業は、「地場産業」

サービスのプロとして、一緒に建設業を守っていくことが社会的使命

対話する?

わが社のお客様は、冒頭で話した通り、ほとんどプロの方々で、一部、一般の消費者の方々です。

プロの方というのは、建設会社さんや工務店さん、いわゆる建設業ですね。こういった方々に住宅資材…家を建てるのに必要な部材を販売しているんですけども、その道のプロ、つまり建設会社さん、工務店さん、大工さんでも建物を作っている現場で困ることがいろいろ出てきます。取り付け方、納め方が上手くいかないなどということもありますが、今、施主の方々からの要望というのが非常に多岐にわたってきていまして、どんどん難しくなってきている。その方面で建設業の方々から相談を受けることが増えています。そうした場合、我々はこの道のプロとしてお手伝いして、アドバイスしたり提案をしたりします。

業者さんと一緒に地元での建設業を守っていくというふうな、そういうパートナーとして貢献していると思います。

私は、建設業は地場産業と捉えているのですよ。

この土地に根ざした職人さんなり建設会社なりが施主さんの面倒をずっとみていく、それがすごく大事だと思っています。

そういう意味で、この地域の建設業を建設会社さんと一緒に守っていく、それがここに住む方にとって本当の地域貢献、と思っています。

やっぱり周りのことをよく知っていますよ、地元の建設業の方々は。いろいろな付加価値があるから、何も知らないよそからきた職人さんや住宅建設会社さんより、施主さんにとって、長い目でみて、大きなメリットがあると思います。

そういう地場産業として、建設業をずっと守っていくというのが、うちの社会的使命だと思っています。

新規事業が関わる多くの人への「貢献度」を高める

建築のプロ、そしてこの地に住んでいる方々により貢献し、必要とされる存在になる

対話する?

これから先、住宅の価値は大きく変わります。今までは建てて20年たったら、資産価値はほぼゼロだったのですが、これだと建物の中古住宅の流通が全然進まないということで、現在、国の方針として中古住宅の流通を何十倍にもしようとしています。
そうするとどうなっていくかというと、きちんと定期的に手を入れて面倒を見続けていけば20年後でも30年後でも相応の資産価値で売れるようになる。

「住み継ぐ」ということが、やっと日本にも根付くようになってくる。そうすると、その家に対してどういう仕事を我々がしたかが分かっており、それをきちんと見続けていくわが社のような存在というのが、ますます必要になってくる。

これから新たに不動産事業を始めます。
当社は、簡単に言えばパーツ売りの商売です。でも、もっと広く建設業を捉えてみる時期ではないかということで、不動産業というのが当社の本業には必要なサービスだと思いました。

具体的には不動産の仲介です。中古住宅ですとか、土地の仲介業を主に考えています。

我々が不動産業の機能を持つことが工務店さんなどのお客さんにとってメリットになると確信しました。

不動産業は情報業です、一番最初に人の動きがわかるわけです。

例えば、中古物件は、売買が成立したあかつきには9割の人がリフォームをかけるんですね。ならば、中古物件を探しているという情報をキャッチでき、それを当社が縁あって仲介できれば、即、リフォームの仕事に繋げられるじゃないですか。
リフォームの施工は地元の建設会社さんを指名し、関連資材を当社からお買い上げいただく…仕事がきちんと回っていくわけです。不動産業機能を持つことで、貢献度に幅がでてくると思います。

プロだけでなくて、この地に住んでらっしゃる方々にも、より貢献ができて、より必要とされる存在に間違いなくなる、と思います。

この街も今は本当に過疎になっちゃって、さみしいもんです。でも、いい街にしていきたいですね。そういう思いを込めて、不動産事業部の方は、町家(まちや)という屋号を付けました。
これは、分社はしないで、藤野トーヨー住器の中の不動産事業部として育てていきます。

信頼を得るには、「まず相手を信じる」ことから

この仕事をしていて幸せだなぁと感じるとき

対話する?

ズバリ、施主さんが喜んでいる時、施主さんから感謝された時に幸せだなぁと感じます。その瞬間がたまらない!

その内容はなんでもいいのです、こんな立派な家ができて本当に嬉しいでも、こんな問題を解決してくれてありがとうでも…。

プロの方からならば、信頼してもらっているということをはっきりと言葉なり態度で示された時ですね。あーやっていてよかったな、と心底思いますよ。この人を信じてずっとやってきて良かったと。

信頼を得るには、まず相手を信じることからだと思っています。

社員に対しては、何か同じ目標を達成できた時ですよね。本気で取り組んでいると、達成した時の社員の顔付き、違いますよ。「やりました!」という喜びに満ちている社員の顔を見た時は、本当に幸せですね。会社をやっていて良かったって思います。多分そこが一番グッときますかね。

考え抜いた末に出てきた「言葉」

経営理念に込めた想い

対話する?

社員みんなに伝えている経営理念としては二つあります。

「人と人の繋がりを大切にし、社会にとって永続的に必要な存在であり続けよう」

というのが、まず一つです。

「社会」というのは、地域社会だけじゃなく、広く世の中、という意味でもありますし、一番大事なところとしては社員と社員の家族も含めて、永続的に必要な会社であろうということ。これを第一の理念としております。

第二の理念として、

「社員一人一人が夢(目標)を持ち、仕事を通して実現できる会社にしよう」

この二つを経営理念としております。

そぎ落としてそぎ落として考え抜いた末に出てきた今の言葉が、これです。

ここに至るには…うまく言えませんし、周りくどい言い方になりますが、やはり、根本にあるのは、先程言った、自分の本質は自分のためじゃなくて、誰かと一緒に仕事をしたり、誰かのために仕事をしたりするところに一番価値のある喜びを感じる、ということでしょうか。

では、それを実現するためには何をしたらいいか…それの究極は、社員一人一人が仕事でもそれ以外でも、夢でも目標でも何でも構わないんですけれども、何かを実現するために一緒に仕事できたら本当にうれしいよな、仕事を通して実現に近づいていけたらいいよな…そういう希望を持てる会社にしなきゃいけない。それがこの理念の源ですね。

なおかつ、それをできるだけ長く、永続的にそういう会社であり続けること、これが社会にとって価値のある貢献。永続的に社会から必要とされる企業であり続ければ、これから先どんな仕事に変化していくかわからないけれども、たとえ、どんな仕事をしたとしても、この二つの理念を守っていく限り、うちの会社は良くなり続けるというふうに考えております。

創業者ほどの人間力を身に付けるのは、並大抵のことではなく、これからですね。

意思決定を「自己」で行うこと

そうすることで、いい発想がどんどん出てくる!

対話する?

こういう経営理念を持ち、永続的に社会から必要とされるためには、当たり前ですけれど、本当にこの道のプロでなければいけないということでしょう、みんなが。そこに妥協はあっちゃいけないんです。

我々の建設業界は、施主さん、つまり建築主がまずありき。そのうえで、建設業者さん、わが社など、いろいろな業者が繋がっています。一つの建て物を建てるのに、20以上の業者さんが平均的に入りますので、本当に裾野が広いんですね。その中でのまとめ役は元請けの建設会社さん。我々は住宅資材、建材の部分でまとめ役の建設会社さん以上の知識と技術と提案力を持ってなきゃいけない。でなければ、貢献できないからです。本当にお役に立たつためには、専門分野で磨きをかけ続けることです。知らなかった、できなかったということは、恥ずかしいことだと思わないといけない。このことに対しては厳しく取り組んでいます。

「知らない」とか、「できない」と言っちゃいけません。
そうならないためには、不断の勉強と研究が必要です。

例えば、営業であれば商品のことはすべてきちんと覚えることが前提ですが、それに加えて、実際に現場でどういうふうに使われているのか、どのように取り付けられているのか、それも知っておかなければならない。それを学ぶためには、自分でカタログや資料で勉強するのは当然として、現場に足を運んで実際にその目で確かめること。

営業でも、自分で設計することもありますよ。設計、材料の発注、取り付けの手配など、一通りを自分でやってみることですね。その経験をしていくことで、より深い知識が身に付きますし、お客様への対応が変わります。

わが社では部門ごとに、技術習得の進捗確認ということを毎月行っています。 その部署ごとで、今どういう勉強が必要なのか、どういう研修が必要なのか、会得したいスキルや知識はなにかをみんなで考え、例えば、「A君はここのレベルまできている、だから次はこういうステップまでいってもらおう」などと、先輩と後輩、みんなが一緒になっての取り組みを実施しています。

以前はトップダウンで、あれやれこれやれ式の命令タイプだったと思うんですよ。自分もそういうやり方しか知らなかったですし、そうしかできなかったのですけれど、各部門長にある程度任せてみると、私よりもいい発想が、ぼんぼん出てくるじゃないですか! 彼ら彼女らを主体にいろいろなことを進めていきたいと思っているところです。その部内でのPDCAができてくれば、あとは勝手に進んでいきます。多分、みんなどんどん良くなっていくと思います。

意思決定を自己で行うこと、これが大事じゃないでしょうか。そうやって、みんなを伸ばしたいですね。

みんなお互いを思いやる気持ちを持った「大切な仲間」

一緒に、こうしてみよう、ああしてみようと考えるのがすごく楽しいです

対話する?

うちの社員の好きなところ、いっぱいありますよ。

一番は、みんなお互いを思いやる気持ちを持っていることです。自分一人で仕事しているという意識の人は、いないです。お互いがうまくいくようにどうしたらいいかと、いつも考えてくれている。そこはすごく嬉しいところです。

プロとしてもっと向上したい、よりよくなりたいという意欲をとっても持っている社員たちなので、一緒に、こうしてみよう、ああしてみようと考えるのがすごく楽しいですね。

遠慮したり、恥ずかしがらずに、もっともっとそれを出してもらうように環境整備していくのが自分の仕事と思いますから、言える機会やきっかけは常につくるようにしています。そうしたことから、ますます生き生きと仕事をしてもらえるんじゃないかなと思っています。

一番嬉しいのはやっぱり社員が褒められることなんですよ。

今も褒めてくださるお客さんは結構いらっしゃいます。例えば、普段外へ出ない営業事務の人たちの電話応対など、ですね。外に出ていないにも関わらず、そうやってきちんとお客さんから見てもらっている、そこでお褒めの言葉をいただく、これは本当に大事なことで、私自身が褒められるよりも、嬉しいですね。

それをもっともっと叶えるには、きちんとマナーや応対の仕方を身に付けることですよね。基本的なことは入社時などに教えます。今、経理事務部門は、より接客のレベルを高くしようということでマナー委員会を発足しています、自分たちの発案で。藤野トーヨー住器の接客態度の基本マニュアルのようなものを、彼女たちが自ら作っているのですね。非常に嬉しい取り組みだと、すごく私は評価しているところ。

ある全体会議を開いたとき、本物のプロ集団になろうというのが共通テーマでした。その際、各部署ごとに何をやるべきかということを考えてほしい、と提言しました。私からは「本物のプロ集団になろう」というメッセージだけを出し、あとは各部署に考えてもらうというやり方です。その一つがこの、経理事務部門から出てきた、マナー接客態度の向上なのです。

さらに彼女たちは、広報活動もやってくれていまして、たとえばマドリエ通信。2カ月1回発信のそれは一般消費者向けの新聞みたいなものですが、その制作も彼女たちがやっています。それの質をより高くすることを現在自分たちの部署の目標に掲げています。

どんどんどんどん、良くなりますよね、自分たちが自主的に考えて進めることって。全然成果が違いますもんね。

「創業100年」を目指すために

ごく当たり前な答えですが、それしかない

対話する?

まずは理念にある通りで、永続的に社会から必要とされて、社員一人一人が夢・目標をもって、その実現のために生き生きと働ける、そういう会社をひたすら目指して発展し続けたいと思います。

これから不動産業をやっていきますので、これまで出会えなかったお客様、出会っていてもお役に立っていなかった方々にも、喜んでもらえる、信頼してもらえる、そういうチャンスが来ます。これから先も本業を軸としながら、それを太く広くしていこうと考えています。

そして、地域の皆様に「あの会社がなかったら困るよね」と言っていただく存在であり続けたいですね。

そのために大切なことは・・・

私が、ぶれないことでしょうね。

お客様に対しても、もちろん社員に対しても、家族に対しても、私がこうありたいと思っているところから、何があってもぶれちゃいけない。

それが一緒に働く社員にとっての絶対的な安心感になると思います。常に、社員に対して、周りの人に対して、安心をしてもらうっていうことがすごく大事だと思っています。 ごく当たり前な答えですけど、やはりそれしかないですよね。

「あなた」の夢や目標の実現に協力していきたい

みんながちょっとずつでも協力し合える社内環境を創る

対話する?

一つでもいいから、「私は藤野トーヨー住器でこれをやったんだ!」と、誰にでも胸をはって言えるような仕事をしていただいて、この会社で何十年働いてよかったと、定年を迎えた時などに思ってもらいたいですね。

やはり、人生の中で仕事の時間というのはかなりの割合をみなさん占めていますよね。その中でいいことがないともったいないし、つまんないと思うんですよ。この会社で働いて、自信を持って私はこういうことをやったと、なにかその足跡を残せるような組織づくり、環境整備をしていきたいです。

それには仕事の質を向上させ、仕事での満足度を高めることが必要なことで、そのためには、ただ漫然と仕事をしていたら絶対につまらない。また、そういう向かい方ではいつかどこかで足踏み、立ち止まってしまうと思います。

みんながそれぞれ目標を持ち、そこへ向かって日々努力をしていき、夢とか目標を共有してほしいと願っています。

また、お互いを知りあって、みんながちょっとずつでも協力し合える社内環境であってほしい。

常に夢や目標を持つこと、その実現のために何をしていったらいいかということを考えられるような人に育っていただきたい。

その実現のために私は協力していきたいし、会社として努力していきたいと思っております。

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